無限反射と原初のうねり

そう言えばそんなネタ考えてたなーと思いつつ、この2枚の相互作用が良く分からなかったので適当なデッキ組んでみて実験。
組んだデッキはエルフに古術師と血の芸術家と無限反射（2枚）と死の支配の呪いと原初のうねりをいれたデッキ。
これをソリティアで回して挙動を見てみました。
なお、原初のうねりは１挿しなので、撃ったらライブラリのカードは全て場に出てます。

・死の支配の呪いが出ている状態で血の芸術家が出ても（逆のパターンでも）原初のうねりの効果が終わるまでは血の芸術家は死なない。この状態で無限反射がめくれると血の芸術家にエンチャント可能。
うねり解決後に血の芸術家は墓地に行くけど、無限反射の効果はスタックに乗ってるので解決後に場の生物が血の芸術家になって即死→大量ドレインが出来る。

これは思ってた通り。

・原初のうねりで出た無限反射が何かの生物にエンチャントされると、その原初のうねりでその後に出てくる生物は全てエンチャントされた生物として場に出る。エルフの幻想家に付ければその後めくれた生物はもれなくcipでカードを引かせてくれるし、ラノワールのエルフに付けるとめくれた生物のcipはスタックに乗らない。

これも合ってた。
よく分からないのが

・原初のうねりで無限反射をエンチャントしても無限反射が持つ「場の生物を変身させる」cipは解決していないので無限反射がめくれる前に場に出ていた生物は変化しない。
なので2枚目の無限反射がめくれた時に1枚目とは別の生物にエンチャント出来る。
その後出てくる生物は2枚目の無限反射を貼られた生物として場に出てくる。

Mtgwikiによると「複数の無限反射をコントロールしていた場合、コピー効果の適用順を選ぶ事ができる。クリーチャーは最後に適用したコピーとなって戦場に出る。」らしいんだけど適用順は選べなかった。この辺別のルールが関わってくるのかMOの挙動がおかしいのか。

不可解だったのが

・エルフの大ドルイドに無限反射をエンチャントすると後のクリーチャーはエルフの大ドルイドとして場に出てくるけど、それらの+1/+1効果は適用されない。素で大ドルイドが0/0になる状況（テストでは死の支配の呪い*4と大ドルイド*3でデッキ構築）
でうねりの効果が終了すると場の生物は全滅する。もちろん「エルフの大ドルイドとして出てきた」血の芸術家の効果が誘発したりはしない。

試しに無限反射抜いてクローンで水増ししたら+1/+1修正はちゃんと適用されてた。
wikiでコピーの特性を読んでみたけどどうもしっくりこない。
ルール上正しいのかMOのバグなのか。